表面材にはナラの突板を使用しています。

突板とは、天然の木材を0.3mm前後に薄くスライスし削り出したものです。

無垢材と比べると、材の表面強度は劣るものの、低コストで、反り・捻じれも少なく軽くて加工性が良いというメリットがあります。
天然の木材のため１枚１枚の表情が異なり、木本来の手触りや風合いを感じたり経年変化を楽しむことも出来ます。

突板は日本ではもちろんのこと、海外のアンティーク家具にも使用されるなど、長く親しまれてきた材料です。

表面の木部塗装は、特殊なオイルを木の表面から内部に浸透させたオイルフィニッシュのクリアを採用しています。

ウレタン塗装やニスの塗膜が厚いのに対し、オイルフィニッシュは、塗膜が薄く自然な光沢が出る上に、木のデコボコとした手触りを感じられ、より自然な木の質感を出すことが出来ます。

塗料は、プラネットカラーのグロスクリアオイルを使用しています。100％植物油とワックスでできたもので、人にも環境にも優しい自然塗料です。(内部や引出しなど無塗装のところもあります。)